このブログでは、英文校正チェッカー「Engram」を使用して、英文章のスペルをチェックする方法について紹介したいと思います。
MSワードやOutlookなど、様々な文書作成ソフトにも基本的なスペルチェック機能があります。ただし、こういったスペルチェッカーが機能しない部分は、英語の同音異義語(homophones)です。 ここでは、英語の同音異義語の具体例とともに、「Engram」を利用してチェック・校正する方法について説明します。
affect, effect
多くの人が紛らわしく思う同音異義語の組み合わせです。 affectは、動詞として使われ、「影響を及ぼす」という意味です。effectは、主に名詞として使われ、「影響」という意味を持っています。 以下は、それぞれの単語が使われた具体例です。
- Don’t let his obnoxious attitude affect your mood.
- The increase in sales tax had a negative effect on the economy.
２つの単語を互いに書き変えたとしても、一般的なスペルチェッカーでは誤りを提示しないはずです。どちらの単語もスペルには問題がないからです。しかし、英文校正チェッカーの「Engram」は、こんな場合でも文脈を把握して誤りを修正・提案します。
accept, except
上記の単語も、多くの人が間違えるケースです。 acceptは「受け入れる」という意味の動詞で、exceptは、誰かまたは何かを「除いて」という意味の前置詞・接続詞として使われます。 以下は、各単語の使用例です。
- I accepted the job offer last Tuesday.
- Ron wants to try every extreme sport except bungee jumping.
同様に、「Engram」に入れてみたら、正しい校正提案を確認できます。
then, than
thenは、何かが起きた時点の順序と関連がある単語ですが、thanは、2つ以上の何かを比較する際に使われます。
以下は、例文です。
- Helen finished her homework and then her chores.
- Sebastian is better than Aaron at basketball.
「Engram」は、thenとthanを間違って書いた場合にも校正するのがわかります。
最後に
英語の正書法は、規則が複雑なだけでなく例外も多くあるため、学習を通じて完璧に覚えるにはかなりの努力と時間が必要です。 紛らわしい英単語の正しい用法を確認する時にも、英語文法チェッカー「Engram」が役に立つと思います。
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