英語を自由に駆使するネイティブの人にも、文を作成した後の校正作業(proofreading)は必須と言えます。しかし、ほとんどの非英語圏の人は校正作業を何から始めたらいいか、わからないケースが多いと思います。

それで今回は、「Engram」が非ネイティブの方のために英語で書いた文章の校正方法について紹介したいと思います。多少説明が長くなりそうで、Part1では非ネイティブが活用できる色んな校正方法を、そしてPart2では詳しい校正プロセスとそのコツを紹介します。

始める前に、とりあえず校正(proofreading)は何を意味するでしょう。

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Q. 校正(proofreading)とは、正確に何を意味しますか。

校正(proofreading)は、スペル、文法、大文字の使用、句読点、論理および一貫性など、あらゆる間違いや不具合を検討・修正することです。‌‌

Q. なぜ校正(proofreading)は、必要なのですか。

誤字、文法の誤り、論理的な欠陥などがある文を読む時、英語が母国語であるかどうかに関係なく読者は読みづらくなります。

これは文全体の信頼性を低下させ、文章の流れがコアトピックから外れる可能性があります。論理的な欠陥、繰り返される単語、一貫性のない流れ、書式間違いなどの要因によって読者は集中力を失うことになります。

校正作業は、これらの間違いを修正し読者が内容に集中できるようにします。特に、英語を母国語としてしない人は、言語的な限界によりもっと間違えやすいでしょう。したがって、非英語圏の人は、 徹底的に校正作業をしないといけません。幸いなことに、英語校正をサポートしてくれる様々なサービスがありますので、活用してみるのをお勧めします。

Q. 校正は具体的にどうすればいいですか。

  • 自分で校正する
  • 専門校正士に任せる
  • オンライン校正サービス(Engram、Grammarly、ProWritingAidなど)
  • 大学内の英作教育センター(writing centers)
  • 知り合い (friend, classmate, coworker etc.)
  • 専門家 (instructor, tutor, direct superior etc.)

1. 自分で校正する

色んな校正方法がありますが、最後にどんな方法を使っても、結局は自分で書いた文なので、自ら検討・校正することが何より重要です。 ‌‌‌‌

既に知っている英文法と書式ノーハウに合わせて、可能限りすべての間違いを修正し、自信がない文法や確認が必要な内容があったら、インターネット検索で参考するのもいい方法です。 ‌‌‌‌

また、文章の流れ、一貫性、論理、主張の合理性などの要素を検討するには、自分の常識と論理を十分活用しないといけません。英語を母国語として使わない人がよく犯す間違いについて事前に勉強して、校正するときに適用するのもいい方法です。 ‌‌‌‌

結局、英作文の信頼度を高めるためには、自分で直接校正をした後、必要に応じて他の校正方法を一緒に活用することをお勧めします。

2.  専門の校正士に任せる

専門の校正士に任せて論文を検討することは、このリストの中で最も費用の高い方法です。 ‌‌‌‌

この方式は、一般的に本を出版する作家、ビジネス専門家、独立ジャーナリスト、学術論文の執筆者のように専門的に文章を書く必要がある場合によく使われます。しかし、高いコストのため、出版を目的とする専門家が利用する方式です。

3.  オンライン校正サービス

「Engram」、「Ggrammarly」、「ProWritingAid」のようなオンライン英語校正サイトは、直接作成した英文章を無料で簡単かつ迅速に検討できるメリットがあります。 ‌‌‌‌

オンライン校正サービスは、文法の誤りをチェックすることに有用であり、「Engram」の場合、非英語圏の使用者が頻繫に犯すミスパターンを人工知能(AI)技術で把握し、英文章を自然に校正する特徴があります。

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Engramの無料英文チェッカーと英文校正ツールを使用して、翻訳機の物足りない結果を校正・添削してみましょう。 文法、正書法の誤りとあいまいな英語表現をAIが自然に校正します。

4.  大学のライティングセンター(writing centers)

多くの大学には、無料で利用できるライティングセンターが運営されています。

ここでは、学生が書いた論文を検討・修正してもらうことができます。ただし、校正の担当者に充分な時間を与えることが大事で、初期のフィードバックを経てから2番目、3番目の高度に精密したレビューを受けることもできます。

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5.  知り合い (friend, classmate, coworker etc.)

友達や一緒に授業を受ける同期、あるいは会社の同僚に論文を検討してもらうことは、異なる観点からフィードバックを得るいい方法の一つです。‌‌‌

こうして自分が逃したミスをとらえるだけでなく、他人の観点から文章に対するアイデアや意見をもらうこともできます。この方法は、基本的にコストがかからず、比較的に早めにフィードバックをもらえるメリットがあります。

ただし、この場合も充分に時間に余裕をもって頼む必要があり、受けたフィードバックは積極的に反映した方がいいです。

6.  専門家

状況によっては、周りの教授、講師、もしくは上司に論文の校正を頼む方法もあります。

校正を頼む対象がその論文の提出先でない限り、彼らは論文の脈絡をよく理解している可能性が高いため、状況が適切であれば頼んでみるのもいい方法です。

Q. 非ネイティブに最適の校正(proofreading)方法は何ですか。

もし、非ネイティブの人なら、とりあえず自ら文章を充分に検討してから、オンライン校正サービスを利用することをお勧めします。その後、(大学生の場合)ライティングセンターに訪問してもいいし、ネイティブの知り合いにレビューを頼むのもいい方法です。

社会人の場合は、直接検討してから、オンライン校正サービスを活用した後、最後に同僚や上司に検討してもらう方がいいでしょう。

頼める人がいない場合は、できるだけ自分で検討し、オンライン校正サービスを最大限活用するしかないですね。最高水準の作家もライティングの過程で間違いをするものなので、検討・校正プロセスは忘れるとかスキップしないようにします。

自分で校正するとき、検討中の草稿を出力して読んでみるのもいいです。モニター画面を見ながら検討する時とは違って、以外の間違いを発見することもあります。

もう一つのいい方法は、文章を直接声を出して読んでみることです。こうすると、早く読んだときに見逃してしまったスペルミス、冠詞や前置詞などのミスを探せるかもしれません。

Q. 校正(proofreading)は、どのくらい時間が必要ですか。

校正はあらかじめしておいた方がいいです。締め切日の前に校正を終えたとしても、後でいきなり追加修正が必要な場合があります。

大学のライティングセンターで自分が作成した英作文を校正してもらう場合、センターの校正専門家が充分に時間をもって検討できるように、少なくとも締め切り日の一週間前には訪問するようにします。

出典: Mark Poprockisi Creative, LCC

Part 1では、非ネイティブが英作文を校正してもらう色んな方法について紹介しました。Part2では、どういった内容を中心に校正すればいいか、具体的な校正方法について詳しく紹介します。

しかし、最も簡単で迅速にできる方法としては、AIオンライン英文法チェッカー「Engram」を利用することです。単語だけではなく、文脈を分析し正確な文章構造と作成ををサポートするため、 一人でもネイティブのように文章を作成できます。

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参考資料:

What Is Proofreading? A Guide for Non-native English Speakers - Part 1. Various Proofreading Methods
Whether you are a native or non-native speaker of English, proofreading is essential to polish your writing. However, proofreading can be challenging for non-native speakers who do not know where to start. But before we go over the process, what exactly is proofreading?