「Offence」と「offense」のうち、正しいスペルはどちらでしょうか?

正解はどちらも正しいです。どの国で使うかによって両方とも正解なのです。イギリス英語では、「offence」が正しいスペルです。 一方、アメリカ英語(American English)では「offense」が正しいスペルとなります。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは、イギリス英語を使う傾向があるので「offence」とスペルを書くのがいいですが、学校や職場では内部のルールがあるか確認してみることをお勧めします。

Example sentences


「Offence」と「offense」の両方のスペルは同じ意味を持つため、イギリス英語・アメリカ英語のどちらを使っても問題はありません。ただし、文章全体で一貫性を維持することが重要です。

  1. I take offense at your backhanded compliment.
  2. The American football team in the red uniform will be playing offense first.
  3. That was the criminal’s four offence, which means he will be sentenced to jail for at least two years.​
  4. No ​offense, but I think you must have cheated your way through medical school.
  5. She was convicted of a criminal offence which will come up in any background checks that companies do on her.
  6. Jonathan, who committed a severe offense, will hire a criminal ​defense attorney to help him in court.
  7. He quickly realised that he might be charged with a new offence while on probation.
出典: Getty Images Signature

上の6番と7番の文章は、文章全体の一貫性を維持した正しい例です。6番の文章で「offense」と「defense」は、アメリカ英語の表記スタイルであり、すべて-sにスペルが統一しています。一方、7番の文章では、「realised」と「offence」がイギリス英語の表記スタイルとして統一されました。 つまり、上記のように文章を作成するとき、スタイルに合わせて一貫性を維持することが重要です。

Other differently spelled words


アメリカ英語とイギリス英語でスペルが異なる多くの単語があります。以下はその代表的な例です。「AE」はアメリカ英語を、「BE」はイギリス英語を表します。

S vs. C


次は発音は同じですが、スペルが異なる単語です。

defense (AE) vs. defence (BE)

ただし、「defensive」とこれから派生した単語は、アメリカ英語とイギリス英語の両方とも-sでスペルが同じです。

offense (AE) vs.  offence (BE)

ただし、「offensive」とこれから派生した単語は、アメリカ英語とイギリス英語両方とも-sでスペルが同じです。

pretense (AE) vs.  pretence (BE)

ただし、「pretension」のような派生語は、アメリカ英語とイギリス英語の両方ともスペルが-sで表記されます。

license (AE, verb in BE) vs. licence (noun in BE)

アメリカ英語は、「license」という名詞と動詞の両方とも-sで終わるスペルを使います。 しかし、イギリス英語は「license」という名詞のスペルを-cに、動詞形のスペルを-sで表記します。したがって、「license」という単語はアメリカとイギリスで使用されますが、名詞と動詞のスペルが異なることを覚えておく必要があります。

practice (AE, noun in BE), practise (verb in BE)

アメリカ英語は「practice」という名詞と動詞の両方とも-cで終わるスペルを使います。 しかし、イギリス英語は「practice」という名詞形のスペルを-cで、動詞形のスペルを-sで表記します。したがって、「practice」という単語はアメリカとイギリス英語で使われますが、名詞と動詞のスペルが異なることを覚えておく必要があります。

Z vs. S

イギリス英語では「Z」を「zed」と発音し、アメリカ英語では「Z」を「zee」と発音します。 次は「Z」音で同じ発音を持つ単語の例示となります。

  • apologize (AE) vs. apologise (BE)
  • organize (AE) vs. organise (BE)
  • recognize (AE) vs. recognise (BE)
  • realize (AE) vs. realise (BE)
  • analyze (AE) vs. analyse (BE)
  • paralyze (AE) vs. paralyse (BE)

アメリカとイギリス英語のスペルの違いはまだまだあります。より多くの異なるパターンや例外があるので、必要に応じて探してみることをお勧めします。

出典: Getty Images

Different vocabulary

また、アメリカ英語とイギリス英語は、時々異なる語彙を使用します。次の単語は、そのいくつかの例示です。

  • apartment (AE) vs. flat (BE)
  • truck (AE) vs. lorry (BE)
  • elevator (AE) vs. lift (BE)
  • parking lot (AE) vs. car park (BE)
  • Eggplant (AE) vs. Aubergine (BE)
  • Zucchini (AE) vs. Courgette (BE)
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参考資料:

Offence vs. Offense
Is the correct spelling offence with a “C” or offense with an “S”? In British English, offence is the correct spelling. Meanwhile, in American English, offense with an S is the only correct spelling.