Nooneとno oneのうち正しい表現はNo oneです。Noone・no-oneの形で使うこともありますが、どちらの単語も正しくない表現となります。
Any、every、some、そしてnoは、-bodyと組み合わせて一つの単語になることが多いです。
Any + body = Anybody
Every + body = Everybody
Some + body = Somebody
No + body = Nobody
ただし、any、every、some、noを-oneと組み合わせると、any、every、someの場合は一つの単語になりますが、noはno oneの二つの単語となります。
Anybody → Anyone
Everybody → Everyone
Somebody → Someone
Nobody → No one
また、anyone、everyone、someoneは、文脈によって2つの単語に分けられることがありますが、nooneだけは、変形なしで使われます。
上記のチャートは、Google Books Ngram Viewerの結果です。チャートから分かるように、no one、noone、no-onが使われた場合は見つかりません。no oneのみが正しい表現だからです。
それでは、no oneとnobodyは、どんな違いがあるでしょうか？ どちらも同じ意味を持っていますが、nobodyがより格式高い表現にあたります。そして、両方ともスピーキング(speaking)でよく使われますが、ライティング(writing)では、no oneがもっと頻繫に使われます。以下は、出版された本に対して、no oneの使用頻度をGoogle Books Ngram Viewerから検索した結果です。no oneの方が一般的に使われることが分かります。
以下は、no oneが使われる例です。 ほとんどの場合に、no oneはnobodyに代替されます。
No one told me the venue changed.
He told no one about his secret.
No one knew where the file was saved.
There’s no one who knows the password to this computer.
No one listened to Marie when she was angrily ranting.
No one can fix a computer better than he does.
She had a skill no one else had.
I realized no one knew I entered the room.
No one was around to help the elderly woman.
Greg assumed no one was against his plan.
nooneは、明らかに間違ったスペルです。ただし、ハイフン(hyphen)とともに、2つの単語で使われることがあります。つまり、文章内でnobodyの意味として解釈されない場合、no—oneの形で使うことができます。
He said no—one of the conditions was bothering him.
The manager responded with a no—one of his concerns was that there wouldn’t be enough food.
以下は、noと連結して一つの単語になった例示です。
No + thing = Nothing
No + where = Nowhere
No + body = Nobody
No + one = No one
もう一度まとめると、no oneはどんな場合にもno oneのように二つの単語の形で使われます。
まれに、nooneをnoonのようにスペルを間違える場合がありますが、これは、no oneとは全く関係ない意味となります。
英文書を作成するとき、正しい文法、単語を使うことは基本と言えますが、まだ難しい部分があったら 、迷わずに「Engram」を使ってみてください。「Engram」は、 AI・アルゴリズム技術を活用し自然に校正してくれます。
参考資料:
Cindy
共有
