前回のPart 1. 様々な英文の校正方法の紹介に続き、本日のPart2ではPart1で説明した英文校正方法の過程と、その過程での注意事項をより詳しくご紹介します。
前回のPart 1では英文校正の様々な方法を紹介しました。その中でも正確で早くできる方法は色んなオンラインサービスを活用することでした。Engram、Grammarly、Pro Writing Aidなどのオンライン英文校正サービスは書いた文章を簡単に無料で検討ができると言うメリットがありました。
校正サービスを利用しても、自分で校正することは必要です。この過程で英文、規則、書式を守ることは大事です。そうでなければ校正するのに時間が掛かり、文脈を取れなくて正確じゃない校正をする可能性があります。これは専門校正者に任せる場合にも同じです。下書きが正確である限り、正確な校正ができます。
従って本日は下書きを一次検収をする時どんな部分を中心で検討しなければならないかをご紹介したいと思います。
英文校正過程(Proofreading process)
下は英文校正過程で確認するべきの中心要素であります。
- スペル、文法、大文字と句読点の誤り
- 論理的欠陥
- 文章の流れと一貫性の問題
- 繰り返す表現
- 一貫性に欠ける部分
- 書式エラー
- 論題の妥当性と関連性
1.スペル、文法、大文字と句読点の誤り(Spelling, grammar, capitalization, and punctuation mistakes)
文を校正する時一番で確認するべきの基本的な要素はスペル、文法、大文字と句読点の誤りです。こんなエラーがない限り読者が文を真剣に受け入れてまとめることができます。
このため、オンライン英文校正サービスのEngram、Grammarly、Pro Writing Aidなどのツールを使うことができます。しかし、大げさな言葉や聞き慣れない文法構造を使わないことが重要です。言語の目的は相手に自分の考えを明確に伝わることであるためです。
従って、自分が慣れている言語と文章構造を使って話を明確に伝えた方が良いです。
- Spelling error: commitee (x) / committee (o)
- Grammar error: are (x) is (o)
- Capitalization: cambridge (x) / Cambridge(o)
- Punctuation: torch (x) torch (o)
2.論理的欠陥(Logical holes)
英文校正のStep 2は文章と段で論理的な欠陥を見つけて修正することです。文を書く時、読者があなたが書いた内容を理解できないと言うことを考えて置いた方が良いです。
論理的な欠陥のある文を書く人たちは読者がもう自分の目的を理解していると間違えることが多いです。従って、各文章が論理的に合うのか、各段が合理的で理解しやすい構成を持っていることを確認する必要があります。
ネイティブじゃない場合、あなたが書いた文章があなたの言語でも論理的に理解しやすいか確認した方が良いです。下は文章に論理的な欠陥がある例です。
- Logical error: Milk is an affordable drink, but (x) / so(o) many people consume it.
多くの人は、牛乳が安いので簡単に購入して摂取できると考えるかもしれません。 しかし、修正前の文章では「but」という接続詞を使ったので論理的に話になりません。 これらの論理的欠陥を作業中に見つけることは非常に重要です。 そうすれば、読者が内容を円滑に理解することができ、論理的な欠陥によって内容が散漫にならなくなります。
3.文章の流れと一貫性の問題 (Flow and cohesion flaws)
文章を校正するときは、一貫性と流れを確認することが重要です。 全体的な文の流れをあらかじめ作成したなら、文が計画に沿って書かれているかどうかを確認することができます。 計画がなければ、文章の核心内容を要約して一目で見れば、全体的な流れを把握することができます。
また、読者を説得する文を作成する時、各段落の論証が合理的で論理的な順序(A-B-C)につながるかを確認しなければなりません。
もし、段落の論証順序がランダムに続くなら(K-A-Z)、論証の順序を調整する必要があります。 また、文章の一貫性を確認し、論証がすべて主張を裏付けるかどうかも確認しなければなりません。
こうすることで、読者が文章を読む時、全体的な流れを逃さずに理解することができます。
4. 繰り返す表現(Repetitive language)
繰り返す語彙や概念を修正することは文んが退屈にならないようにするのに重要です。 同義語や代名詞で繰り返される単語を変えたり、単純に一部の反復的な単語を省略することで、これを解決することができます。
- The students did an experiment that involved mixing vinegar and baking soda. They noticed that the mixture would bubble up and fizz.
二つの連続の文章が同じ単語で始まり、似てる文章構造を持つ場合、この反服をしないため2番目の文章の主語を代名詞に変わることができます。
- Regina had her sons when she was fresh out of college. The mother of two was strong and independent, working multiple jobs to get by.
下で3番目の例文を見てみましょう。
- The owl was beautiful and exquisite. The exquisite owl can stand on one foot for hours.
二つの連続の文章では同じ形容詞が使用されましたが、これは文法的には問題はないですが、単語選択を豊富にすると文がより興味的に読める可能性があります。「exquisite」のような類義語や似てる単語に変わることができます。
- The owl was beautiful and exquisite. The ethereal bird can stand on one foot for hours.
表現が繰り返す場合、単語を変えたり、文章構造を変更したりして簡単に修正できます。 もし語彙力が足りなかったり、文章構造に対する知識が足りなかったりすると、英語コンテンツをより多く読んで聞くことで多様な文章構成に露出することができます。
概念的なレベルで繰り返しが発生する場合、不要な主張やアイデアを繰り返さないように注意する必要があります。 必須な部分でのみこれを言及し、必要でないところでは省略することをお勧めします。 例えば、伝えようとする内容が「Apples are healthier treats for horses than carrots」であれば、当該論文全体で同じ主張を何度も繰り返す必要はありません。
5.一貫性に欠ける部分(Inconsistencies)
作成した文で一貫性が足りない場合、読者は注意を分散させ、あなたの文章は信頼性が低下します。 以下は、あなたが文章を書く時に一貫性を維持しなければならない様々な要素です。
(1) Type of English
作成する前に、英語のさまざまなスタイルのいずれかを選択し、一貫性を持って使用する必要があります。 例えば、イギリス英語からアメリカ英語に変わると、文章に一貫性がなく見えることを意味します。 また、英語の種類を決定すると、スペル、コンマの使用可否、語彙、文法、日付形式および略語、ピリオドの使用可否などが影響を受けることがあります。 たとえば、「Mr.」、「Ms.」、「Dr.」などの略語で、ピリオドを使用するかどうかが異なる場合があります。
- Inconsistent: The chameleon is skilful at changing the color of its skin.
- Consistent: The chameleon is skillful at changing the color of its skin. (American English)
- Consistent: The chameleon is skilful at changing the colour of its skin. (British English)
(2) Contractions
文を書く前、略語を使うかどうかを決定しなければならないです。もし文が公式的な場合、略語を使わない方が良いです。しかし、そこまで公式である必要がないのであれば、縮約型を使用するかどうかは選択肢です。 ただ、作成する内容全体で一貫して使用する必要があります。
- Inconsistent: Most wavelengths of UVB can’t penetrate glass while UVC rays cannot pass through the ozone.
- Consistent: Most wavelengths of UVB cannot penetrate glass while UVC rays cannot pass through the ozone.
- Consistent: Most wavelengths of UVB can’t penetrate glass while UVC rays can’t pass through the ozone.
(3) Numbers
書き方によっては、一部の数字の範囲は数字で書くか、全体的に書く必要があります。 たとえば、APAとAP Stylebookでは、1から9までの数字は全体で書き、10以上の数字は数字で表記します。 MLA形式では、1つか2つの単語で書ける数字は全体的に書かなければならず(例:four、eleven、sixty-three、one hundred、three million)、その他の数字は数字を使わなければなりません。 (例:9¾, 729, 4,926, 32,000,000)
- Inconsistent: I have 11 blue marbles and twelve red marbles.
- Consistent: I have 11 blue marbles and 12 red marbles. (APA)
- Consistent: I have eleven blue marbles and twelve red marbles. (MLA)
(4) Time format
時間を表す数字と午前/午後の表示は、一貫して使用する必要があります。 つまり、同じ文書内では同じ形式で表示する必要があります。
- Inconsistent: The meeting will be at 02:00PM, and the dinner gathering will be at 6 p.m. Make sure to prepare all meeting materials by 13:30 because we will start promptly at 2PM.
- Consistent: The meeting will be at 2:00PM, and the dinner gathering will be at 6:00PM. Make sure to prepare all meeting materials by 1:30PM because we will start promptly at 2:00PM.
(5) Currency format
貨幣形式も一貫性を持って維持する必要があります。 書く部分ごとに形式が違うと、読者が混同されることがあります。
- Inconsistent: The company paid $10K USD for the consultation and USD 85,000 for the renovation.
- Consistent: The company paid $10K USD for the consultation and $85K USD for the renovation
(6) Special characters
文章を作成しながら使用するハイフン、エムダッシュ(emdash)、エンダッシュ(endash)、括弧、大括弧などの特殊文字も一貫して使用しなければなりません。 たとえば、数値範囲にハイフンの代わりにエンダッシュを使用するには、作成するすべての部分で一貫して使用する必要があります。
- Inconsistent: The monkeys consumed 1-4 apples when given the placebo and 11–12 apples when given the drug.
- Consistent: The monkeys consumed 1–4 apples when given the placebo and 11–12 apples when given the drug.
(7) Acronyms and proper names
略語と名称にも一貫性を保つ必要があります。 例えば、論文の一部分でNASAを書き、他の部分でN.A.S.A.を書かないように注意しなければなりません。
- Inconsistent: The US government made it mandatory for U.S.A. citizens to register for jury duty.
- Consistent: The US government made it mandatory for US citizens to register for jury duty.
(8) Other
文の中では一貫性を維持しなければならないんです。例えば論文で、一部では「ウィルス」と、一部では「生物体」と書いたら一貫性を低下する可能性があります。書く前に全ての内容をよく検討して一貫性維持するように努力しましょう。
6. 書式エラー(Formatting mistakes)
英作文ではAPA、MLA、 AP Stylebookなどの色んなスタイルで一つを選択して作成しなければならないんです。それぞれのスタイルは余白の広さ、フォント、文法、参照方法、タイトルページの要否、見出しと下書きの内容、ページ番号の形式など、さまざまな書式要素に影響を及ぼします。従って、文の中でこの書式の一貫性を維持しないと信頼性を低下する可能性があります。
文を作成する前、書式について詳しく勉強した方が良いです。この時Engramブログの日本人が間違えやすい英文法 19 – ライティングフォーマット(Formatting)を参考資料としてお勧めします。
7. 論題の妥当性と関連性(Strength of argument(s) and relevancy)
作成した文の論理と流れをチェックして主張の妥当性が読者にとってどれほど関連性があるかを考えてみましょう。 もし主張の妥当性が弱いならば、より強力な証拠や例示を探して主張を裏付ける必要があります。
そして、もう事実の確認をしなかった場合、校正段階で事実確認をする必要があります。もし小説を書くなら、事実はあまり関係ないかもしれないが、研究論文やニュース記事を書くなら、対象とする読者と現在の時代とどれぐらい関連性があるか確認しなければなりません。
作文をする時一番重要なことは英文校正過程を見逃さないことです。校正過程は作文のレベルを高めるため重要な役をします。一回の検討でも文のレベルがレベルが完全に変わることがありますので、ぜひお忘れないように!
参考資料: