多くの言語が英語から単語もしくは文章を借用し、その国の言語コミュニケーションに使用します。たまに、アメリカやイギリスなどの英語を母国語とする国に旅行や出張に行った時、自国で使った英語表現が通じない場合があります。簡単に言うと、日本式の英語がその例です。以下で色んな国の例示を見てみましょう。
🇮🇳 India
インドでは名前の姓を指す時、「first name」の代わりに「good name」を使うこともあります。 もし、インド人がアメリカから来た誰かから、彼/彼女の"good name"を聞かれたら、きっとアメリカ人は混乱し、どう答えるべきかわかわないでしょう。「good name」と「first name」は、どちらも間違った表現ではありません。ただ、各国で通用する呼び方が異なるだけです。もう1つの例として、インド人はテレビシリーズやショーを「serials」と表現します。これもまた、アメリカのネイティブにとってはその意味を理解できない可能性があります。
🇵🇭 Philippines
フィリピンでは、食べ物を無制限に提供する食堂を「eat-all-you-can」と呼ばれますが、アメリカ人はこんな風の食堂を「all-you-can-eat」と呼びます。おそらくアメリカ人は「eat-all-you-can」と聞いても理解することはできますが、少し違和感を感じるで しょう。また、フィリピン人はメールや手紙を書くとき、文章の冒頭に「Dear Sir/Madam」という表現を使いますが、アメリカではが特定の人物や会社を直接示すのが普遍的です。 (Dear Jane, Dear Professor Smith, Dear Hiring Manager, Dear Amazon team, etc.)
🇯🇵 Japan
日本国内では、普通のアパートを「mansions(マンション)」と呼ぶことがありますが、これはアメリカもしくはイギリスのネイティブに混同を引き起こす可能性があります。アメリカやイギリスでは、"mansions"に住んでいる人を、"とてもお金持ちだ"と考えられます。また、日本人は「don't worry about it」を表現するときに「don't mind」という文章を使います。しかし、英語を母国語とする人は、そのJapanese English(日本式の英語)"don't mind"が具体的に何を意味するか理解することができません。
🇰🇷 Korea
韓国人は、「whipped cream」の代わりに「whipping cream」と言います。 もし、韓国人がアメリカのスターバックスで飲み物に「whipping cream」を追加してほしいと言ったら、アメリカの店員さんが理解はできますが、"whipping cream"という表現がとてもぎこちなく聞こえるかもしれません。 また、韓国人は"buy one, get one free"を表現する場合、"one plus one"と言います。しかし、アメリカやイギリスで"one plus one"という表現は使われません。
「False friends」は似ているようで意味が完全に異なる単語を表現する英単語です。例えば英語で、giftは「a present(贈り物)」を意味しますが、ドイツ語では「poison(毒)」を意味します。 英語だけではなく、他国の言語を勉強するときに知っておきたいことです。
*False friends: (二つの言語の間で)類似しているように見えるが、意味が異なる単語
英語が母国語ではない人は、自国の言語を元に英語を学ぶことになります。そのため、「False friends」にあたる単語や文章が強く刻印され、アメリカやイギリスなどの英語を使う国で混用して使うことでコミュニケーションに混乱をもたらす恐れがあります。
それでは、英語学習者は「False friends」に該当する表現をどうやって勉強したらいいでしょう。 思ったより単純です。普通の生活の中で映画、TV Show、または本を介して英語コンテンツに可能限り多く触れることです。自然に耳で覚えた英語表現は容易く体得できます。数多くの「False friends」の表現を機械的に覚えるには限界があります。英語への興味を失わずに勉強したいなら、自分に適合したコンテンツを見つけましょう。
参考資料: